最新スマホのカメラに魅せられなくなった。Fujifilm X-M5がくれた心境の変化

レビュー

こんにちは、ゆたかみわーくです。

今回の内容はFujifilmのミラーレスカメラ「X-M5」についてです。

そう、以前周辺機能について書かせていただいたカメラです。

2年憧れたX-M5を購入!スマホ転送や充電のしやすさなど、ふだん使いのリアルをレビュー
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スマホのデジカメの進化って本当にすごいですよね。

今や光学とデジタルを合わせて140倍ズームができて、高度な画像補正で粗さをとり、さらには明るさや色味をよりよいものにしてしまう。

Nothing、最大140倍ズーム搭載の「Phone (4a) Pro」など
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ボケまで再現してしまうし、さらには撮影の閉じてしまった目まで開けてしまう。

新しいスマホが発売されてそのカメラの機能を目にすると、毎回「欲しいなぁ」と思っています。

いや、思っていました。

X-M5を購入するまでは。

X-M5とレンズキットのXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
X-M5とレンズキットのXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ

今は、気合いを入れた写真はX-M5で撮ればよいし、気軽に撮影したい時はスマホで撮ればよい。

という使い分けができるに至ったので、新しいスマホのカメラに前より魅せられる事がなくなりました。

今は、今のスマホの容量とバッテリーの劣化が心配です。

少しでも長く使いたい。

スマホ:Nothing Phone (2a)
スマホ:Nothing Phone (2a)

今までもデジカメ・ミラーレスカメラを手にした事はあったのですが、こういう心境に至ることはなかったので、今回の投稿では自身の整理も兼ねて、どうしてそう思っているのかを書き出そうと思います。

スマホカメラの写真は整いすぎている

先に書いたようなスマホカメラの機能と画質の進化は素晴らしいです。

ですが、数々のスマホ写真のサンプルを眺めていて感じるのは、スマホの写真は「整いすぎている」ということです。

近頃のスマホの写真は、次の補正を施すことでお手本のような正解の写真を返します。

  • 空は青く
  • 顔は明るく
  • 被写体はシャープに
  • ノイズは少なく
  • 黒・白つぶれは作らない

これは誰が見ても正解であり、間違いではありません。

そう、でもスマホの写真は整いすぎているのですね。

高台からスマホで撮った海の写真
高台からスマホで撮った海の写真
スマホで撮ったケーキとコーヒー(と景色)の写真
スマホで撮ったケーキとコーヒー(と景色)の写真

逆になぜそういう写真になるのかを考えると、それは物理的な弱さ※を計算と技術で補ってできることの結果なんだと思います。

※ここで言う物理的な弱さとは、センサーやレンズの小ささです。

X-M5で満足した理由

コンパクトさと画質のバランスだと思います。

実はX-M5よりもさらに小型のミラーレスカメラ、パナソニックの「GM1S」を持っています。

GM1-S シンプルかつコンパクトで見た目はすごく好き
GM1S シンプルかつコンパクトで見た目はすごく好き

そのコンパクトさはとても気に入っているのですが、少し古いこともあってか、その画質に満足することができなかったようです。

いや、ミラーレスカメラなのでもちろんレンズを変えれば撮れる写真の質も変わってくるので、もっといいレンズを持っていたら、もしかしたら満足したかも知れません。

ただ、それなら新しいカメラ買っちゃえってくらいの金額をレンズに投入することもできず、満足できなかったのです。

一方、X-M5はサイズこそ少し大きくなったものの、マイクロフォーサーズのGM1Sからセンサーのサイズも大型化されたことで、その写真に私は満足することができたのでした。

X-M5とGM1S X-M5は少し大きいけど、これでもまだまだコンパクトな方だと思う。
X-M5とGM1S X-M5は少し大きいけど、これでもまだまだコンパクトな方だと思う。

小型のカメラでありながら、FujiflimのAPS-Cサイズのセンサーと画像処理エンジン、そしてレンズが記録するその場の空気感や精緻な陰影、柔らかな光といった、スマートフォンのハードウェアでは記録しきれない心に響く情報を捉えることができていることがその理由だと思っています。

今風に言うならエモさを切り取れているというのでしょうか。

また、フィルムシミュレーションでその心に響く情報をより自分好みに拡張できるのが素晴らしいですね。

X-M5でなければ満足できなかったのか

ほかのカメラを所有していないので、正直それはわかりません。

Nikon Zfcとかなら、もしかしたら満足していたかも知れません。

価格面のバランスも重要な要素となるため、それ以外はあまり考えられない気がします。

ただ、ZfcよりX-M5を選んだ理由は「撮って出しのクオリティと扱いやすさ」です。

フィルムシミュレーションによりその後の現像作業を簡略化して、スマホに直接写真を送ってそのままシェアできるような扱いやすさでX-M5に軍配があがりました。

扱いやすさは大事です。

スマホのカメラスペック沼を抜けるキッカケが欲しい人に手に取っていただきたいのは、やはりX-M5ですね。

そのうちレンズが欲しくなる

今私が使っているレンズはレンズキットで付いてきた「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」です。

これはこれでもちろん満足のいくレンズです。

ただし、このカメラの良さを知ってしまったからこそ、「もっと背景をボカせる単焦点レンズをつけたら、どんな情緒ある写真が撮れるだろう」「もっと明るいレンズなら、夜の街がどう写るだろう」という、新たな欲が頭をもたげ始めているのも事実です。

とはいえ、まずはキットレンズ(XC15-45mm)だけで大満足のクオリティが手に入ります。 実際、この記事の写真もすべてキットレンズで撮った、撮って出しのものです。最初から高いレンズを買う必要は全くありません。

XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZで撮影した写真 一例
XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZで撮影した写真 一例
XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZで撮影した写真 一例
XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZで撮影した写真 一例

さいごに

これからは気合を入れた写真はX-M5に任せられる。

そう感じることができたので、最新スマホへの未練は消え去りました。

今までは「もっと綺麗に撮れる最新機種」が発表されると買い替えたい欲に耐える日々でしたが、今は今のスマホを「便利な生活の道具」として、容量やバッテリーを労わりながら、少しでも長く大切に使いたいと思っています。

高い最新スマホを頻繁に買い替えるサイクルから抜け出して、その分をお気に入りのカメラやレンズ、あるいは旅の資金に回す。

X-M5に出会ったことで、私のガジェットライフはちょっと身軽で、より豊かなものに変わった気がします。

カメラ性能を求めてスマホの機種変を繰り返している方、一度カメラを手に取ってみるのはいかがでしょうか?

私のような変化が起こるかもしれませんよ。

X-M5は人気で品薄になることも多いですが、もし「スマホ写真の正解」に退屈しているなら、ぜひチェックしてみてください。この小さなカメラが、あなたのガジェットライフをガラリと変えてくれるはずです。

この投稿は以上です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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