こんにちは、ゆたかみわーくです。

Indiegogo(インディーゴーゴー)という海外のクラウドファンディングサイトで支援した、CIGA Designというブランドの自動巻きストケルトン腕時計であるZ-Series Mechanical Titanium Watchが届きました。

カッコいいです。

上を見れば価格も見た目もキリがないような腕時計の世界の中で、非常にコストパフォーマンスよく男心をくすぐってくれる腕時計です。

3月に支援し、4月には届くと思いきや、コロナの影響で7月まで待つことになりました。

長い間待ち焦がれたこともあり、無事に届いてくれたことが今3倍くらいに嬉しい存在です。

そんなCIGA Design Z-Series Mechanical Titanium Watchの基本情報および、気に入っているところ、残念なところは次の通りになります。

  • 自動巻き機械式腕時計
  • 価格:約28,000円
  • 気に入っているところ1:お手頃ながら高級感があってカッコいい
  • 気に入っているところ2:語れる要素を持った時計である
  • 残念なところ:ブランドロゴ書きすぎ

気に入っているところと残念なところ、またどこで入手できるのかなどをみていきましょう。

【カッコよくてお手頃】CIGA Design Z-Series Mechanical Titanium Watch レビュー

まずはこの時計の気に入っているところ1つ目です。

お手頃ながら高級感があってカッコいい

男性は複雑な機構の美しさに魅了されるものだとして「この時計は隠すものが何もない」と謳い、両面をガラスで挟まれたケースの中はほぼ時計の機構と骨組みのみというのがこの腕時計の特徴です。

そういったスケルトンの時計が今までなかったということはありません。

カッコいいスケルトン時計はたくさんあります。

でもおおよそ手が出ない価格です。

一方主観ではありますが、お手頃なものには大抵チープな印象があります。

そんな中、3万円以内で手に入れることができたこの時計は価格以上の仕上がりを見せてくれています。

鈍い輝きをみせるズッシリとした印象のチタン削り出しケースと、潔い飾りっけのない骨組みの組み合わせがよいんだと思います。

中途半端な装飾は不要です。

謳い文句のとおり何物もにも隠されない機構自身が装飾となっていて、そしてそれをずっと見て楽しむことができます。

まるで鼓動のように聞こえてくる1秒間に6回の振動音が「動いている感」を強調してくれます。

同じトノー型(樽型)の超高級腕時計リシャール・ミルのコピーだという人もいますが、3万円で1000万以上する時計のコピー(でもパクリではない)を手にすることができるなら、素晴らしいことです。

3万円の品を1000万の一品と間違えてくれる人がいるのであれば、それだけ価値のある品を手にすることができているといことです。

ちなみに、所有感を感じる、ある意味ズッシリとした重さのある見た目をしていますが、ケースはチタンなので非常に軽いです。

その軽さはなんと、標準のベルトであるシリコンストラップを加えてもたったの「73グラム」。

常につけていても苦にならないので一層愛着が湧きます。

語れる要素を持った時計である

さてそんなCIGA Design Z-Series Mechanical Titanium Watchの語れる要素でありますが、まずはズバリ「中国製」であることです。

CIGA Designは中国の会社だし、腕時計の中のムーブメントも「Seagull(シーガル)」という中国のブランドのムーブメントになります。

ある日本語メディアがビデオで「アメリカのメーカーが開発した」と掲載していますが、それは間違いです。

中国製というだけで疑問符が付き、安さに納得される方も多いと思いますが、もはや中国製が単に粗悪なものであるとは限らないことは、様々な電化製品などをみていても明白なことです。

何と言ってもCIGA DesignはあのXiaomiのグループであり、時計は中国のシリコンバレーとも呼ばれる深センで作られています。

中国の著名な工業デザイナーである「張建民」が腕時計をこよなく愛するあまりに自身のブランドを立ち上げたことがCIGA Designの始まりです。

工業デザイナーらしいシンプルで無駄のないデザインが好評で、CIGA Designは数多くのデザインアワードを取得しています。

また、Seagullは1955年に設立され、60年以上もの歴史をもつブランドで、いまや世界最大の機械式腕時計ムーブメントのメーカーの一つでもあります。

知られていないだけで、Seagullのムーブメントを搭載する腕時計は実は世界中にたくさん存在しています。

CIGA Design Z-Series Mechanical Titanium Watchの心臓部にはそんなSeagullのAAA品質のムーブメントが利用されています。

xiaomiの企業力に工業デザイナーの肩書、そしてSeagullの歴史。

このように、CIGA Designは安価ながら価格以上の品質を確保できる信頼性を持ったブランドになっています。

金額の桁が違う腕時計と比べれば、どれだけ語ってもステータスシンボル的な要素の差を縮めるようなことはできないですが、高見えする上「中国製だよ、でもね・・」と語ってみることができる要素を知っておくことができれば、より会話を弾ませることができますよ。

ブランドロゴ書きすぎ

次は残念な点です。

これはもうシンプル。

ダイアルにもケースの側面にもベルトにも尾錠にも「CIGA Design」ってロゴが入っていて、ちょっとおなか一杯かなぁと。

まぁこれは嫌ならベルトを変えれば簡単に半分に減らすことができます。

22mmのクイックリリースベルトが採用されているので、ベルトの付け替えは非常に簡単です。

海外ブランドの替えベルトを取り寄せてみると、もう一つ話せる要素が増えるので、一層よしです。

例えばこんなお店なんかで。

BARTON Watch Bands
https://www.bartonwatchbands.com

どこで買えるの?※

※日本のAmazonでも買えるようになりました。

現在 CIGA Design Z-Series Mechanical Titanium WatchはCIGA Designのイギリスのサイトで予約購入が可能です。

https://cigadesign.co.uk

同サイトでは同じZシリーズのステンレス版や、カーボンコーティングを施したDLC(diamond-like carbon)版の購入も可能です。

また、Indiegogoのサイトでもまだ数個の残りはあるようです。

https://www.indiegogo.com/projects/ciga-design-z-series-mechanical-titanium-watch--4#/

かなり前から4個、5個あたりで数値が増減しています。

これがキャンセルがあってこういう状態なのかどうかまではわからないですが、購入することができるのかもしれません。

最後に

以上、CIGA Design Z-Series Mechanical Titanium Watchのレビューでした。

実はIndiegogoで支援を決めてしばらくした後、コロナ渦で製造が止まっていた(と思われる)最中、CIGA Designは日本国内のクラウドファンディングサイト「Green Founding」でも同じ時計のページを立ち上げました。

そういうわけで、Indiegogoを支援取りやめすることはありませんが、双方をチェックしてみたところ、なんとGreen Foundingの方が早割りにしても6,000円程度高額でした。

高額の理由には、どうも間に一社入っていることに原因がありそうな気がしますが、6,000円の差は大きいので、ハードルは高かったですが、言葉の壁を乗り越えてIndiegogoで支援をしてラッキーでした。

そこで気になったので他も調べてみたのですが、国内クラウドファンディングだと価格が高くなっていて、海外のクラウドファンディングやもしくはブランドのオンラインストア(日本語未対応)から直に購入した方が安いというケースがいくつかありました。

もちろん、クラファンがなければ出会うことがなかった品も多々あることと思いますが、支援の前にちょっと調べてみるとよりお得に手に入れることができる可能性があることをお忘れなく。

余談でした。

この記事は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

■追記:再レビュー記事やCIGA Desiginのその他時計の紹介記事も書きました。

おまけ:開封の様子