こんにちは、yutaです。

私、Netflix(ネットフリックス)に契約しました!

そう長く使い続ける予定はないですが。。

というのも佐々木倫子さんのマンガ「チャンネルはそのまま」の実写ドラマが見たくて見たくて、これだけ見て解約しよう!って思ってるからです。

チャンネルはそのままは、テレビでも放送されたのですが、私の住んでいる地域では残念ながら見ることができなかったんですね。

マンガは既に読んでいて面白いことがわかっている上に、踊る大捜査線の本広監督と、水曜どうでしょうの藤村監督がタッグを組んで作ってるんでよ!

こりゃ見るっきゃないでしょう!

で、早速見てみたらやっぱり面白い。

しかし、今日の記事はそのチャンネルはそのままではありません。

Netflixに契約したら、いろんな映画が見られるようになったんです。

それもかつてHuluでは見ることができなかった映画が※。

※もちろん、NetflixになくてHuluにはあったものもあります。

そしてそこでずっと見たかったレディ・プレイヤー1を見つけたんです。

見ました。

レディ・プレイヤー1の感想

まず総評から書かせていただきますと、めちゃくちゃ面白かったです。

舞台は現実パートと仮想空間パートに分かれるのですが、どちらであっても中だるみを感じるところもなく、気が付けば2時間20分の上映時間が経過していました。

そして、よくまぁこんな映画を作ることができるなと感心しました。

インディージョーンズやジュラシックパークのような有名タイトルではなく新規作品であったため、「どうなん?」なんて懐疑的になるところもあるかも知れないですが、興味はあるもののまだ見ていない方には是非見てみていただきたいです。

あらすじ

時は2045年、舞台は荒廃した世界。

人類は地球を健全にすることを放棄し、多くの人々はスラム街のトレーラーハウスを積み重ねたような家に住まい、「オアシス」と呼ばれるVR空間に入り浸っていました。

というのも、既に亡き人であるオアシスの創始者ジェームス・ハリデーがオアシスの中にオアシスの所有権と5000億ドルにものぼる彼の資産を手に入れるための3つのカギを隠したからです。

そしてハリデーが残したカギは、彼の死後5年が経過した現在でも未だに一つも発見されていません。

主人公であるウェイドもカギの捜索を続ける一人であり、オアシスの独占を目論む世界第2の企業IOI(イノベイティブ・オンライン・インダストリーズ)や他プレイヤーと戦いながら、毎日多くの時間をVR空間で過ごしていました。

生粋のゲームオタクでハリデーのことにも詳しいウェイドはある日、ハリデーの残した言葉からヒントを見つけ、見事一つ目のカギの第1発見者となるのですが、やがて彼は現実世界でもIOIから狙われることとなるのでした。

良かった点

先の総評で面白かったとは書いていますが、特に良かった点は次の3点でしょうか。

たくさんのゲームや映画のオマージュ(クロスオーバー)

オマージュ(hommage)とは、単語の意味としては「尊敬」や「敬意」になります。

映画においてオマージュは、好きな作品や尊敬する監督の映画への敬意や愛情を示すために、その映画を思い起こさせるような映像や演出をすることです。

しかし多くの場合、パロディや引用とも混同されて利用されています。

ていうか、レディ・プレイヤー1の場合は、きちんと許可をとった上で、様々なキャラクターや映画のシーンを出しているのですが、その数がすごいんです。

元ネタをどれだけ知っているかは別として、一度の視聴で探し切ることができるものではないくらいです。。

でもきっとその中には皆さんのご存知なキャラクターもいるはず。

だってほら、メカゴジラにガンダムまで出てますし。

でね、どこかで見たようなキャラクターが映っていると「おおっ!!」って注目しだして、やがて作品に引き込まれちゃうんです。

スゴイですね、スゴイとしか言えません。

私も全てはわかりません。

もし、全てを見てみたいというのであれば、次のサイトをご覧ください。

『レディ・プレイヤーワン』に登場するキャラクターオマージュ全まとめ!【スピルバーグ新作】

ちなみにカッコ書きでクロスオーバーとも記載させていただきましたが、クロスオーバーとは「異なる要素同士がジャンルやストーリーを超えて交じり合うこと」を言います。

オマージュかクロスオーバーか、どちらの言葉が正しかわからなかったので、2つ付けました。。

未来に警鐘を鳴らすような奇妙な町の描写

物語の前半から、多くの人々がVRゴーグルを装着してオアシスの世界で過ごしている様子が描かれているのですが、これが後半のあるシーンでは、町中でVRゴーグルを装着した人々がターゲットのいない目の前に向かって蹴る殴るを繰り返している様子が映し出されます。

IOIの現実世界担当エージェントが車からその様子を眺めるのですが、その時の表情は、オアシス内の現状を不安視するものにも見えますが、奇妙な現実世界を不安視する顔のようにも見えるのでした。

それはまるで、今後私たちの未来が向かっていく方向の一面に対する不安の顔のようにも感じました。

街頭に立っているにも関わらず、心ここに非ず(という表現でいいのかな)。

一方で、物語が進むにつれ現実世界の大切さを理解していく主人公は、最後にはある決断をします。

その決断は、そのような奇妙な世界に変化しつつある私たちの現代社会に対してのメッセージでもあるように感じました。

進化した未来の奇妙な一面も映したうえで、気を付けてねと言ってくれる描写は良いなと思いました。

多様な人種の活躍

主人公グループは5人組になるのですが、この5人が見事に人種が違うんですね。

最近はそんな感じで、国や人種を超えてどの国のどんな人も活躍する映画が好評なようですね。

かつてヴィン・ディーゼルが「トリプルX 再起動」のインタビューで、成功例であるワイルド・スピードに倣って、多様な人種の役者を揃えたことを話していたのを記憶しています。

でも実際に「ダイトウ」のような日本人キャラクターが活躍していると嬉しいですね。

悪かったところ

英語音声だとキャラが探せない

良いところに書かせていただいたとおり、この映画には非常に多くの他作品のキャラクターが出演しています。

だからもう、すべてのシーンに何かのキャラクターが潜んでいるのではないかとやがて画面中をキョロキョロと見回してしまうのです。

そうすると、英語音声を字幕なしで完全に理解することができない私は、今度はキャラクターのセリフがわからなくなってしまい、仕方なく再生を巻き戻したりしなければなりませんでした。

まぁこれは私に能力がないだけなのですが。。

最後に

総評にも書かせていただいた通り、めちゃくちゃ面白い作品でした。

私はもう一度、今度は日本語音声でじっくり鑑賞しようかなと思います。

もしこの作品が気になっていて、最後まで読んでいただいたのであれば、見ていただければきっと満足してもらえる作品だと思います。

冒頭にも書いた通り、私はこの作品をNetflixの配信でみることができました。

Netflixに契約中の方であれば単品レンタル料を支払わなくても見放題ですので、ぜひご覧ください。

この記事は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連リンク

Netflix

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