【頑張りを数値化】Xiaomi スマートバンドの活力スコア

こんにちは、ゆたかみわーくです。

Xiaomiスマートバンド9を利用してしばらくが経過しました。

【最高ではないけど長く使うつもり】Xiaomi スマートバンド9レビュー

この記事では同スマートバンドの機能の一つで、自身の健康に対する運動の影響を数値化して可視化する「活力スコア」について紹介します。

まず先に記載しておきます。

私自身が利用した結果や他の方の情報を見ていると、2024年12月現在、この機能はどうも正常に数値化ができていない気がします。

が、機能自体は既存の別数値化機能を踏襲した活動の見える化機能だと思っているので、正しく計測できるとユーザーの運動に対するモチベーションを高めてくれる良い機能だと思います。

それでは活力スコアについて見ていきましょう。

活力スコアは新しい機能

コンパクトな見た目を維持しながら、数を重ねる事に堅実な進化を遂げてきたXiaomiのスマートバンドですが、実は8から製造する会社が変わっています。

その結果、従来までの活力スコアに相当する「PAI」が利用できなくなり、代わりに「活力スコア」が登場しました。

後述しますが、活力スコアはこのPAIをパク・・・リスペクトしたもので、機能はほぼ同じです。

なおPAIは今はAmazfitとしてシリーズを展開しているZepp Health Corporationの製品で利用が可能です。

活力スコアの測定方法

活力スコアは年齢と心拍数をもとに過去7日間のワークアウトや日々の行動の結果から獲得できるスコアです。

7日間をサイクルとし、7日間の合計スコアが100を超えると、自身の健康にとって大変よいということが数値で客観的に見ることが可能である。という仕組みのスコアです。

心拍数をベースとしているので、同じ運動を続けていても、慣れてきて心拍数が落ち着いてきたならば獲得できる活力スコアは減るというのがポイントで、運動ができるようになったらさらに強度の高い運動が求められるのが良いところですね。

活力ポイントは一日で最大80ポイントまで獲得することができます。

そのため、理論上は7日間で560ポイントが獲得できますが、上記のとおりそれだけ運動ができれば高強度の運動が求められるため、560ポイントの獲得は実質かなり難しいものになります。

活力スコアとPAI

前述のとおり、活力スコアは古い機種に搭載されていた「PAI」と呼ばれる運動の数値化機能を踏襲したものになります。

PAIは「Personal Activity Intelligence」の頭文字をとったもので、ノルウェー科学技術大学によって27年間で6万もの人を対象とした研究から作られた数値化システムです。

年齢や性別、心拍数、身長に体重と過去7日間の活動結果をもとに合計で100以上のポイントを維持することを目指します。

100ポイント以上のPAIの維持は、生活習慣病のリスクを大幅に低減し、平均して5年間寿命が延長されたと言われています。

一日に獲得できるPAIは最大75で理論上は7日間で525ポイントが獲得できますが、運動ができるほどに高強度の運動が求められるため、525ポイントの獲得は実質かなり難しいものになります。

と、今のXiaomiスマートバンドが新しく搭載する独自？の活力ポイントとそっくりなんですよ。。

項目	PAI	活力スコア
計測サイクル	過去7日間	過去7日間
1日の最大ポイント	75	80
目標	7日間で100以上を目指す	7日 7日間で100以上を目指す
計測データ	年齢、身長、体重、性別、心拍数	年齢、心拍数

なので、従来のPAIが気に入っていた人は新しいXiaomiスマートバンドを使っても似たかたちで活動の見える化ができるわけですが…

計測があやしい活力スコア

どうもこの活力スコア、2025年1月の時点の使用感としては正しく機能していないと感じています。

どう考えてもスコアの値がおかしいので…

例えば次の2つはジムで同じスタジオトレーニングを実施した結果なのですが…

フリースタイル・バーベルそれぞれ1週間後に同じ内容を同じ時間実施した結果と活力スコアの結果がかなり異なっています。

例えば1年間同じ運動を続けた結果、私がその運動を軽くこなせるようになっていたなら、この結果にはまだ納得はいきます。

が、この差が開いたのは7日の間で、しかもこのあとの同じ運動でも基本的に活力は低く、たまに大きな値になるといった具合です。

初期不良なのか？と思って調べてみたら、どうやら他にも同様の症状があって不満を持たれているようでした。

よい機能なので改善してほしいですね。

さいごに

活力スコアと昔利用されていた類似機能であるPAIについて紹介しました。

そして、現在の活力スコアはどうも正常でないことも記載いたしました。

まだ改善されるべき課題が残っているものではありますが、コンパクトでバッテリー保ちが良くリーズナブル、そしてオシャレなXiaomiスマートバンド9は、スマートウォッチまでは不要だけど日々の活動を計測したい方や、スマートウォッチ・スマートバンドにデビューしたいと考えておられる方にオススメができる商品です。

この他の機能についてもまた紹介記事をアップしたいと思います。

この記事は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。