こんにちは、ゆたかみわーくです。
XiaomiのMiスマートバンド5を以前にレビューさせていただいて、またしばらく経ちました。
ここで再びレビューしたいと思います。
PAI計測の良さを伝えたくて。
【Miスマートバンド5レビュー2】お手頃にPAIを計測できる事が本当にオススメ
歩数を増やすことは大切だと思います。
一日8,000歩。
そういったノルマを決めてクリアを目指すことは健康につながるし、クリアし続けることは明日へのモチベーションにも繋がります。
でも、私にとっての8,000歩と皆さんにとっての8,000歩の運動量は違います。
毎日ランニングしている方とほとんど運動しない方の8,000歩は全然違うものでしょう。
であれば目標を6,000歩に下げる?のもいいのですが、目標を下げるのもなんだかな・・・ですよね。
PAIは目標を自ら設定せずとも、そんな個人差を吸収して今のあなたに最適な100点を目指して得点を積み重ねてくれる指標になります。
毎日ランニングしている人なら5km歩けば1点、ほとんど運動していない人なら1km歩けば1点、そして運動が続いて少し身体ができてきたら2kmで1点。
そんな感じで計測側が個人に合わせて最適化してくる、それがPAIの一つの特徴になります。
もう少し詳しく見てみましょう。
PAIとは
先に説明したこと以外でPAIのことを説明しますと次の通りになります。
- 「Personal Activity Intelligence」の頭文字をとった生理指標の一つ
- 心拍数データをベースに毎日の行動や整理データから多角的かつ動的に評価した結果を数値で視覚化
- 7日間の集計値を100以上に保つことで心血管疾患による死亡リスクを低下されることができる
- 上の結果はノルウェー科学技術大学が35年にわたり23万人以上の参加者から研究
長年の研究の結果に裏打ちされた指標というわけですね。
身体ができてくると心拍数は上がりにくくなるため、それにつれPAIを100以上に保つための運動量は上がっていくことになりますが、それができ続けていれば心血管疾患リスクは減って長生きができるというのは納得です。
Miスマートバンド5でPAIを計測する方法
Miスマートバンド5では、購入した初期状態で既にPAIの計測は可能となっています。
ただし、正確な計測は何かしらのワークアウトを実施した時に限ります。
ワークアウトとは、Miスマートバンド5上から選択できる「エクササイズ」や「ウォーキング」などのトレーニング項目になります。
これは何故かというと、バンドの初期状態では日常の心拍数の測定頻度が抑えられているからになります。
PAIは心拍数データを計測のベースにする数値であるため、正確な計測には最短の検出頻度である1分に設定しなければならないからです。
計測頻度を1分に変更する手順は次のとおりです。
- Mi FitアプリのPAIをタップ
- 画面に表示される「連続心拍検出をオンにする」をタップして有効にする
PAIをタップする 「連続心拍数検出をオンにする」
をタップする
とても簡単です。
連続心拍検出をオンにすると電力消費が上がるようですが、私の感覚ではそんなに電池持ちが悪くなったという印象もありません。
これでMiスマートバンド5を身に着けて日常を過ごしているだけでもPAIは蓄積されていきます。
とは言ったものの...
Miスマートバンド5でPAIを貯める方法
先にも記載した通りPAIは心拍数データをベースに算出されます。
高い心拍数が計測される強度のある運動を行った時にPAIは増えます。
従って、普通の人がただ歩いているだけではPAIはなかなか増えません。
一例ですが、毎週ジムで身体を鍛えている私の場合、毎日の出勤での徒歩で蓄積されるPAIは0か1です。
地域的に坂道の多い場所に住んでいるため、坂の上りで心拍数が上がることがあると考えられますが、平坦な道を歩くだけであれば通勤程度ではPAIは上昇しないようでした。
頑張ってPAIを上げていくことを目指すのであれば、徐々にプラスアルファの運動を増やしていく必要があります。
具体的にはランニングやジムでの運動など、先にも書いた通り高い心拍数が計測される運動を数分間継続することが貯めていく方法になります。
頑張れば頑張るほどにたまりにくくなるPAI
先にも記載しているとおり、身体ができてきて心拍数が上がりにくくなると、同じ運動をしていてもPAIの上昇率は低下してきます。
つまりその時の自分をより高めるために、より強度の高い運動か、より時間をかけた運動をしていく必要があります。
しかしながら一日で貯めることができるPAIは75までと決まっていますのでご注意を。
そうはいっても75貯める運動はかなりハードですので、無理しないように気をつけましょう。
なお理論的には最大7日間×75の525PAIを貯めることができるのですが、貯まりにくくなる理由のため、その実現はほとんど不可能らしいです。
より強い運動、より長い時間の運動をすることは苦に思えるかも知れませんが、その運動が必要になった時には今運動することと同程度の負荷に感じることでしょう。
PAIも計測できてコスパ抜群のMiスマートバンド5
さて、PAIの紹介が長くなりましたが、MiスマートバンドはそんなPAIも計測することができるアクティブトラッカーとしてとてもコストパフォーマンスに優れた製品になります。
身に着けて過ごしているだけでPAIを含め歩数はもちろん、睡眠やストレス、消費カロリーが計測・記録できるうえ、Xiaomiの体組成計も利用すればアプリを通じて体重や骨量・筋肉量なども同時に管理できます。
バンドは計測精度や操作への反応、充電方法、着け心地にいたるまで、バージョンアップを重ね確実によい方向に進化しており、常時身に着けていて不快に思うことはほぼありません。
運動量と日常の活動量、身体の状態の見える化で健康の維持・改善の手助けを約5,000円でできる製品、それがMiスマートバンド5になります。
まとめ
この記事をまとめると次のとおりになります。
- PAIは長年の研究に裏打ちされた個人の運動量を測る指標
- PAIの計測は簡単
- 継続的な運動によりPAIは蓄積される
- Miスマートバンド5はPAIを計測できる
- Miスマートバンドは値の見える化で健康の維持・改善を手助けするバンド
いかがでしたでしょうか?
この記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
■追記
Miスマートバンド5以外にもPAIを計測できるスマートウォッチ・アクティブトラッカーを紹介しました。
健康を意識する在宅勤務ブロガー。仕事で鬱になりかけて心身を健やかに保つために運動や睡眠が大切だと悟る。大きい犬が好き。
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