こんにちは、ゆたかみわーくです。

歯磨きは手磨き派という方へ、最高峰の歯磨き体験ができる歯ブラシのお知らせです。

その歯ブラシのお値段はなんと一本で2,400円!(2021/08/10 Amazon調べ)

歯ブラシとしては超高額ながら、ブラシ部はもちろん、素材と質感にまでこだわって作られた柄には、今まで歯ブラシに感じることがなかった所有欲を満たしてくれる喜びを味わうことができます。

その歯ブラシの名は「ClicFIT」。

ClicFIT本体と替えブラシの箱
ClicFIT本体と替えブラシの箱

ドイツが誇るデザインに優れた企業「ブラウン(Braun)」の電動歯ブラシの「Oral-Bシリーズ」の手磨き歯ブラシになります。

もちろん磨きにもこだわり抜かれているからこそ、すべてを合わせて最高峰の歯磨き体験ができるわけなのですが、実際どうでしょうか。

ClicFIT歯ブラシ本体

自身の歯をもっと大切にしたいという思いもあって購入してみたのでレビューしたいと思います。

【手磨き体験の最高峰】Oral-B ClicFITで歯を大切に

私は歯医者さんによくお世話になっているのですが、、行かなければならない回数はできるだけ減らしたいと思っています。

だからなるべく歯をキレイに磨くことができる歯ブラシが欲しい。

でも電動歯ブラシはちょっと苦手、、という私は手磨き歯ブラシで買い替えの度に種類を変えて自分にフィットするものをさがしていたので、ClicFITの広告を見た瞬間は「高っ!」と思って躊躇したものの、すぐに欲しくなってポチってしまいました。

ブラウンのOral-Bといえば、フィリップスのソニッケアー、パナソニックのドルツと並んで電動歯ブラシブランドとして不動の地位を築いているブランドです。

ここにきてなぜ電動でない歯ブラシを作ったのかは不明ですが、よいプロダクトが作られたことは確かです。

ClicFITの特徴

商品の紹介ページにもある内容になりますが、ClicFITがどのような特徴を持った歯ブラシであるかをご紹介します。

ClicFITが持つ特徴は次の通りです。

  • 中央に配置されたXフィラメントブラシ
  • 斜めに植毛されたクロスアクションブラシ
  • 歯の形にフィットするカーブしたブラシ形状
  • プラスチックゴミを削減する交換可能なブラシヘッド
  • 長持ちするプレミアムハンドル

それでは購入、利用してみての感想を述べたいと思います。

ClicFITを購入・利用してみての感想

まず商品が届いた時点で驚きました。

まるでスマートフォンのようにしっかりとした箱に本体が大事に収納されています。

ClicFIT本体の箱のみ
水滴に見える部分は凹凸加工がされている

この時点で薬局の棚に吊るされているプラスチックケースでパックされた歯ブラシとの扱いの違いを感じ、大切に扱おうと思えてしまうのが不思議です。

ケースを開けるとまず現れるのがブラシ部がついた状態のClicFIT。

箱の中で緩衝材に包まれる歯ブラシ
箱の中で緩衝材に包まれる歯ブラシ

そしてその下に納められているのが丸いマグネットホルダーになります。

マグネットホルダー
シンプルなマグネットホルダー

ClicFITは柄が金属なのでこのマグネットにピタッとくっつきます。

柄がマグネットホルダーにくっつく
柄がマグネットホルダーにくっつく

そしてこのマグネットホルダーは背面は粘着テープになっているので、洗面台のデッドスペースである棚のない鏡横などに貼り付けて利用することができます。

これがとても使いやすく、洗面台に備え付けの狭い引出にしまうよりも遥かに楽に、かつ自分の手の届きやすい位置に簡単に片付けることができます。

マグネットホルダーで洗面台に固定
マグネットホルダーで洗面台に固定

ClicFITは従来の歯ブラシと比べると結構大きな(縦に長い)歯ブラシになります。

従来の歯ブラシよりも頭一つ分大きい
従来の歯ブラシよりも頭一つ分大きい

柄が金属であるため従来のものより重量もありますが、決して重いと感じるような重さではありません。

むしろ金属の質感とその重量に歯ブラシとしての高級感を感じることができる重さです。

スマートフォン等でも、プラスチッキーな触感と軽すぎる重量にはどうしてもチープさを感じてしまう一方、ツルツルしたガラスと金属の外装である程度重さのあるiPhoneに、手に取って高級感を感じるのと同じです。

おそらくClicFITの名前の由来であるブラシヘッド部はかなりしっかり一体化していて、利用していてガタガタするようなことは一切ありません。

それなのに、ブラシ部をもって上に引っ張ると心地よいカチッという音と共に簡単に取り外すことができます。

ブラシ取り付け部分
ブラシ取り付け部分

取付時も上から軽く押し込むだけでカチッと音がしてしっかり止まります。

これは昔NECの折畳携帯電話がヒットした一因となった心地より音作りに通じるものがあります。

冒頭に記載した通り、このClicFITを作った会社「ブラウン」は非常にデザインに優れた会社です。

というのも、ブラウンはあのAppleにも影響を与えたデザインの巨匠である「ディーター・ラムス」が在籍した会社で、そのディーターラムスは「良いデザインの10の原則」というものを提唱しており、それは現在のブラウンのプロダクトデザインにも受け継がれているからです。

例に漏れず良いデザインであるClicFITも、その箱、質感、素材、音などすべてのデザインが、大切に使いたいという気持ちを起こさせてくれる、そういった商品だと感じました。

ここからは実際に歯を磨いてみての感想です。

まず、磨きあがりは上々です。

磨き終わった歯を舌で触ってみるとツルツルとした感触です。

歯のかたちに合わせてカーブしたブラシはしっかりフィットして幅広くカバーしてくれるし、それに合わせてブラシの上部がヘッド部から斜めに伸びているので、大きいけれども奥の方まで磨くことができます(口の大きさなどで個人差はあると思います)。

個人的な意見になりますが、ブラシが小さくてもヘッドを含んで厚みがあるとブラシを奥に入れづらいので、ClicFITのようにブラシが斜めに伸びていると嬉しいです。

その斜めに伸びるクロスアクションブラシはなかなかハードなブラシで、しっかり磨ける印象です。

Xフィラメントブラシはその先端のかたちを肉眼で確認することはできません(念のため書いておきます)。

でもだからこそ細かい溝に入ってくれるんですよね、きっと。

そのXフィラメントブラシはクロスアクションブラシに対して少し柔らかく感じます。

一緒に購入した替えブラシに「毛の硬さ:やわらかめ」と書いてあって、使ってみて「どこがやわらかいの?」と思ったのですが、どうやらこのXフィラメントブラシがやわらかいようでした。

替えブラシの箱の裏
替えブラシの箱の裏

ClicFITのここに注意

基本的に歯を磨くうえで困った点はありません。

注意したいのは、たった一つ、次の点のみです。

  • ブラシ取り付け部分を定期的に外して洗うこと

レビューを記載するうえで改めて色々触ってみた時に利用中のブラシ部分を取り外してみたら、ちょっと嫌な臭いが・・・

歯磨き中に垂れていった唾液等が取り付け部分に入ってしまって洗われないままになっていたので臭いが出てしまっていました。

ということで、取り付け部分は定期的に洗ってあげましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ClicFITについてまとめると次の通りです。

  • 所有欲を満たしてくれるような高級なつくりの歯ブラシ
  • マグネットホルダーが秀逸
  • ブラシ部分の取り付け/取り外しは簡単で音が心地よい
  • クロスアクションブラシは硬く、Xフィラメントブラシはやわらかい
  • 奥の歯まで届く(個人差があります)
  • 磨きあがりは上々
  • ブラシ取り付け部分は定期的に洗うこと

高価ですが、まるで同社(ブラウン)の髭剃りのような、利用部分だけを交換して使う新しいスタイルの手磨き歯ブラシです。

もしこの記事を読んで気になったようでしたら、ぜひ一度手に取って試してみていただけばと思います。

この記事は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

おまけ 良いデザインの10の原則

本文中で触れた、デザインの巨匠ディーター・ラムスによる「良いデザインの10の原則」とは次のようなものになります。

  • 良いデザインは革新的である。
  • 良いデザインは製品を便利にする。
  • 良いデザインは美しい。
  • 良いデザインは製品を分かりやすくする。(説明書が要らないということです)
  • 良いデザインは慎み深い。(道具に対して華美な芸術品のようなデザインは不要ということです)
  • 良いデザインは正直だ。(製品を実際以上に有用に思わせるようにはしないということです)
  • 良いデザインは恒久的だ。(流行を追うものではなく、長く使われ続けるということです)
  • 良いデザインは首尾一貫している。
  • 良いデザインは環境に配慮する。
  • 良いデザインは可能な限りデザインをしない。(本質的な部分に集中した、純粋でシンプルなデザインであるということです)

ブラウンの製品については他にも電気ケトルを紹介しているので、こちらも良ければご覧ください。