こんにちは、ゆたかみわーくです。

ここ数年のPay系サービスの充実でますます財布を出す機会が減りゆく中、かと言って全く持ち歩かないわけにはいかないと考えている私は、財布を小型化することを実行しました。

前から「いいな」と思っていたクアトロガッツの「小さいふ」がデパートに販売に来ていたため百種類以上はあるだろうバリエーションの中から一つの柄を選び購入しました。

購入して約一ヵ月が経過したのですが、使ってみた結果をもうしますと、これが大正解でした。

大きな長財布が手のひらに収まる小型に変わることで、こんなに楽になるんだと我ながら驚きました。

大げさかもしれないですが、その感覚はまるではじめてワイヤレスイヤホンを利用して、ケーブルがないってこんなに開放的なんだと感動した日と同様のものでした。

それくらい、大胆なチェンジだったってことかも知れません。

そりゃぁだって、小さくなるがゆえに収納できるものが減ることは事実で、例えばカードは5、6枚までしか入らないわけですから、今まで持ち歩いていたカードを改めて取捨選択する必要があったわけです。

減らすことって、最初は少し勇気がいりますよね。

今回はそんなところを私がどうしたかも含めてご紹介したいと思います。

【キャッシュレス時代のお財布】クアトロガッツの小さいふレビュー

まず、クアトロガッツとは、革の可能性を信じ、国産の革(栃木レザー)を熟練の技で1枚1枚伸ばして作るハンドメイドの革製品を生産する会社です※。

大阪に秘密基地(工房)を構える関西の企業になります。

小さいふをはじめ、クアトロガッツが作る革製品はどれも経年変化しつつ持ち主と共に一体化していく製品を目指して作られています。

つまり、小さいふも使っていくほどによりなじんでくるわけですね。

※小さいふの種類によって革の種類が異なるものもあります。

何はともあれ外観チェック

まずはこのサイズ感を見てください。

スマホより横幅の小さい左下の製品が小さいふです。

どうですか、小さいですよね。

私は「ペケーニョ」という2番目の大きさの小さいふを妻の分も合わせて2つ購入しましたが、先の写真を見ていただくとわかる通り、2つで元の長財布一つ分の大きさになります。

その実寸は、日常的に入れているお金やカードを収納した状態で次の通りです。

  • 縦:7.5cm
  • 横:9.2cm
  • 厚み※:2.6cm

※使い続ければ厚みは薄くなっていきます。

なお、先の写真を含めこれらは購入後1か月ほどのものになります。

若干シワが入ってきたことと、ポケットの中で押されて少し革が柔らかくなってきた感じがします(そうは見えないかもしれないですが)。

中は次のようになっています。

二つ折りで、内側の右端はカード収納に沿わせて曲げてボタンで留めています。

これによりサイズを一層コンパクトに収めているんですね。

その折り曲げ部と裏の革の間にお札を収納します。

展開した写真から見えない小銭は右側の楕円形にくりぬかれた部分の奥にあります。

下に落とすとこの通り、ポケットになった部分に小銭が落ちてくるうまい構造です。

入れるものを厳選する

この記事の執筆時点でこの財布に入っているものは次の通りです。

  • お札4枚
    • 1万円札 1枚
    • 千円札 3枚
  • 小銭7枚
    • 500円玉 1枚
    • 100円玉 4枚
    • 1円玉 2枚
  • カード5枚
    • キャッシュカード 1枚
    • クレジットカード 1枚
    • ジム会員カード 1枚
    • 本人確認可能カード 1枚
    • 歯医者の会員カード(すごく薄い) 1枚

いかがですか?

結構入ると思いません?

とはいってもやっぱり通常の長財布に比べるとカードの収納枚数はものすごく少なくなりますよね。

私も15枚持ち歩いていましたが、3分の1に絞りました

キャッシュカードはメインバンクのもの、クレジットカードは一番利用しているもの、ジム会員カードは週に1度は必ず利用するもの、本人確認ができるカードは1枚は持っていた方がいいと思うもの、そして歯医者の会員カードは良くいくから・・・です。

カードを厳選するにあたりもちろん悩みもしたわけですが、前提として私の日常での支払いのほとんどは1枚のクレジットカード、またはLINE Payになっていることがクレジットカードを1枚絞る決め手となりました。

VISAのカードです。

他の会社のクレジットカードでしか支払えないことが確実にわかっていると場所に行く以外に別のクレジットカードは持ち歩きません。

このことで、クレジットカードを1枚にすることができたため、クレジットカード含め5枚のカードを厳選することができました。

もしかすると、もっとPay系サービスをメインで利用している人であれば、より簡単にカードの厳選が可能かもしれないですね。

なお、カードはクレジットカードサイズのものが最大6枚は収納可能です。

また、お札は10枚以上、小銭も20~30枚入れても大丈夫らしいです。

ちなみに、私はもとの長財布は捨ててはいません。

厳選から漏れたカードやサービスチケットなど、限られたケースでしか利用しないアイテムの収納として利用して、自宅に保管しています。

ペケーニョがダメならコンチャ

小さいふの種類のはなしです。

先の紹介で、ペケーニョは2番目の大きさと申しました。

それよりも大きい、一番大きいサイズの小さいふがコンチャになります。

縦横のサイズがペケーニョよりも少し大きくなりますが、カードが6~9枚入るようになります。

サイズ\名称ペケーニョコンチャ
7.5cm8cm
9.2cm10cm
厚み※2.6cm2cm(公称)

※使い続ければ厚みは薄くなっていきます。

5枚は難しくても9枚なら選ぶことができる人も増えてくるのではないでしょうか。

1年後を楽しみにして利用する

クアトロガッツの説明で書かせていただいたとおり、この小さいふは経年変化と共に持ち主と一体化していく製品です。

どういう事かというと、使い込む程に革が色艶を増し、深みのある雰囲気を醸し出してきます。

また、柔らかくなることでより使いやすくなっていきます。

私が購入したような柄の入った革はまた違う変化をするのかもしれませんが、長く使う程に使いやすくなっていくこれからが楽しみで仕方ありません。

決して悪い意味で書いているわけではありませんが、買ったばかりの小さいふの完成度は80%です。

残りの20%を購入者が使うことで完成させていく、そんな製品なんだと思います。

まとめ・財布を小さくすると自由度が増す

いかがでしたでしょうか。

小さいふペケーニョについてまとめると次の通りです。

  • 小さいけどお金は結構入る
  • カード類は選ぶ必要がある
  • 使うほどに使いやすく変化し、持ち主に馴染んでいく
  • 財布が小さくなるとすごく身軽に感じる

なお冒頭でも記載していますが、小さいふは色柄の種類が非常に豊富です。

ぜひ色柄選びも楽しみながら見ていただければ嬉しいです。

この記事は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

関連リンク

クアトロガッツ

なお小さいふはFelicaを搭載したおサイフケータイが利用可能なスマホとの相性が抜群です。

半年間利用した後の再レビューを記載しました。

よければこちらもご覧ください。