こんにちは、ゆたかみわーくです。
この度、約3年ぶりのスマホの機種変でGoogle Pixel 4a 5Gに機種変したので、使い勝手などをレビューしたいと思います。

同じ4系、またはこれ以降の機種でも、Google Pixelシリーズを購入される時の参考になれば幸いです。
まず機種変した結果について書きますと「大満足」です。
今までが色々と最新スマホのテクノロジーの恩恵を受けていなかったものだから、Google Pixel 4a 5Gは、生活から便利にしてしまうほどの変化をもたらしてくれました。
次にもし3万円台のsimフリー機種への変更を考えておられるのであれば、あと一万円プラスしてGoogle Pixel 4aにしたほうがきっといいですよ!って言いたいくらいです。
さてではどんなところがそんなに良かったのでしょうか(意外と当たり前のこと書いてるかもしれません)。
そして、悪い点はあるのでしょうか。
それではご覧ください。
【ちょうどいい以上で素晴らしい!】Google Pixel 4a 5G レビュー
もはや紹介する必要もないかもしれないですが、PixelはGoogleが作ったスマートフォンのシリーズです。
言うなればAppleが作るiPhoneと同じで、OS(ソフトウェア)を作る会社がスマホ(ハードウェア)も作って売り出したもので、Androidにおいてソフトとハードがこれ以上相性のよいシリーズはないと言っても過言ではないスマートフォンになります。
また、CPUとは別にGoogle謹製のTitan Mというチップを搭載することで、高いセキュリティ性を持ち合わせています。
Pixel 3まではハイスペックでチャレンジングな新しい機能を追加した先進的な機種をリリースしていましたが、4以降はミドルハイレンジで無駄と価格を削ぎ落としたような「ちょうどいい」を狙った機種をリリースしています※。
現在の最新機種はPixel 5で、Pixel 4a、Pixel 4a 5Gと共に価格と性能に差をつけた三兄弟的に扱われています。
なお、Pixel 5、Pixel 4a 5Gは5Gに対応しています。
※将来方向性がまた変わる可能性もあります。
Pixel 4a 5Gのいいところ
Pixel 4a 5Gはここが素晴らしいです。
- Felica(おサイフケータイ)が使える
- 写真・動画がPixelクオリティ(高画質)
- 広角レンズが便利
- 5Gに対応している
- ピュアアンドロイド
- 高いセキュリティ性
個人的にはちょうどいいを通り越して素晴らしいになっているんですが、多分これだけの機能をバランス良く備えつつもその割に価格が抑えめというバランスが「ちょうどいい」になるのかと思います。
Felica(おサイフケータイ)が使える
おサイフケータイなんて当たり前だろ?と思われる方も多いと思いますが3万円台のミドルレンジ端末を利用するスマホユーザでFelicaが利用できる機種を利用している人は少ないと思います。
もちろん私もそうでした。
でも使ってみるとすごく便利ですよ!
おサイフケータイ起動ロゴ 様々な支払いのポータル画面
PayPayやLINEPayなどのPay系サービスが加速させたキャッシュレス化の波で、Felica非搭載スマホでもスマホ決済をする方が増えたかと思います。
もし、各種キャッシュレス決済が便利だと思ったなら、次はFelicaです。
Pay系だけでなく、Felicaまで手に入れることができれば、加えて電車の運賃やクレジットカード支払いまでスマホをかざして済ませることができるようになるわけです。
町へ出かけるのであれば、財布を持たなくても済むくらいのことが本当に可能になります。
昨年私は小さいふを購入して財布の小型化を計ったわけですが、Felicaとこの小さいふが本当に相性抜群で、大概の場所にいくにはこの小さな2つの財布とコンパクトにしたエコバッグをポケットに入れるだけで外に出ています。
写真・動画がPixelクオリティ(高画質)
Pixelシリーズといえば、4aのような単眼でもキレイなボケを作ったポートレート写真が撮れるとか、夜景がすごくキレイに撮れるという点がよく取り上げられています。
それももちろんそうなのですが、まず言いたいのは「基本的に写真がキレイ!」であることです。
これは、グーグル曰く強力なソフトウェア処理の賜物であるようです。
確かに、グーグルには私達が日々写真をアップロードしているグーグルフォトなど、AIが写真を学習して表現をよりよくしていくための環境が整っているので、それは納得です。
正直なところ、以前のスマホのカメラはブログ用の写真撮影には厳しいなと感じていたのですが、Pixel 4a 5Gで撮影した写真であれば十分にキレイで、ブログ作り一歩前進させる結果になりました。
以下に写真のサンプルを掲載します。
なおPixel 4a 5Gは最大7倍までのズームが可能ですが、デジタルズームになります。
このように撮影 等倍撮影 2倍撮影 5倍撮影 7倍撮影
広角レンズが便利
いやいや望遠レンズのほうが便利でしょ!と思われるかもしれないですが、実は広角レンズがすごく便利です。
限られた場所でも対象を大きく写すことができるというのは本当にありがたいことです。
先日レビューしたGOKUMINのマットレスの記事内で利用した、和室に設置したマットレスの画像はすべてこの広角レンズで撮影しました。
6畳の小さな部屋で大きなマットレスをあれだけの大きさで撮影するには広角レンズがないと不可能でした。
限られたスペースでの撮影や近い場所からでも広く写したい時にほんとに便利です。
Pixel 4a 5GとPixel 5に搭載されるカメラは同じ性能で、広角の焦点距離は16mmとなります。
24mmが人間の視野に近い焦点距離と言われていますので、私たちの視界よりも広い景色を切り取ることができるというわけです。
従来のカメラであれば大きく湾曲したレンズが必要になる画角をスマートフォンで手に入れることができているのはとてもありがたいことです。
等倍撮影 広角撮影
5Gに対応している
格安SIMで運用している私は実はまだ5Gの恩恵を授かったことはありません。
そのためこれについては対応しているという事実しか書くことができないのが事実です。
今はLINEモバイルのソフトバンク回線で4Gを利用していますが、4Gもしっかりと各社の電波に対応しているため、前のスマホと比較すると通信も非常に快適です。
もし今後5Gが使えるお手頃なサービスに契約を変更したとしたら、きっとそのまま高速な通信を楽しむことができるでしょう。
ピュアアンドロイド
アンドロイドはオープンソースのOSになり、アンドロイドスマホを発売するほとんどのメーカーはGoogleが公開したベースに何かしらのカスタマイズなどを施した状態のOSを搭載しています。
その例がわかりやすいのが中国系企業がリリースするスマホで、これらはOSの名前さえも変更しています(ColorOS、MIUI、EMUIなど)。
この例を一般的な内容に置き換えると次のようなイメージでしょうか。
- Googleはアンドロイドという名前の家の設計図を無償公開していると考えてください。
- 各社はその設計図をベースに自分たちが使いやすいと思う家にカスタマイズすることができます。
- インテリアを追加したり、外壁を塗り替えたり、あるいは増改築したり。
- ある企業は手すりを増やし階段を低くしてバリアフリーにしたり、ある企業は最先端を走るAppleの家に酷似させたりもします。
このように、まとまらないけどベースが同じものが現在アンドロイドスマホと呼ばれているものの現状です。
この状態には一つ大きな弱点があって、それは例えばGoogleが設計図に欠陥を見つけたため改善を行った場合です。
各社がその改善を取り込むには、再び一からカスタマイズを施すか、あるいは独自に塞いでしまうなどの対応が必要になります。
その結果、各社のアンドロイドは、Googleの修正から1年後にようやく改善が追い付いたり、あるいはもう改善ができなかったりするケースが発生します。
このような状況のため、2021年3月時点のアンドロイドOSの最新バージョンは2020年9月にリリースされた11になりますが、現時点での11の普及率はわずか20%に止まっています※。
アンドロイドはこのような状態ではありますが、Google謹製のPixelは設計図そのままを構築したスマートフォンになります。
それが必ずしも便利であるかどうかは利用者次第ではありますが、PixelはGoogleによるOSの問題改善や機能追加、またメジャーバージョンアップもGoogleが保証する範囲内までいち早く確実に実施されます。
何かしら余計なものが入っていたり、iPhoneにやたら操作性が似ているスマホはイマイチ気に入らなかったので、無駄のないピュアアンドロイド搭載のPixelは私にとってはとても使い心地が良い機種です。
※Googleはこれを大きな問題ととらえており、改善の入るような機能をカスタマイズ可能な部分から切り離すような対応を取って徐々に改善を計っています。
高いセキュリティ性
冒頭でも触れたとおり、PixelにはCPUとは別にセキュリティ専用のTitan Mというチップを搭載しています。
なんでもこれはサーバー向けに用意された「Titan」と呼ばれる専用チップのモバイル版(M)であり、これを搭載したPixelは、極めて高いセキュリティ性能を持った製品になります。
この物理的に分離したセキュリティ対策を持つことで、Pixelはアンドロイドにおいて最も高いセキュリティ性能を持ったスマートフォンになります。
日常の利用でこのチップの機能を知ることはないですが、問題のない日常利用が続けられていることこそがこのチップの最大の貢献です。
例えるなら、私たちの知らない間に知らない場所で毎日の暮らしを支えてくれている下水のような存在かなと思います。
Pixel 4a 5Gのもう少しなところ
次の3つの点についてもう少し頑張ってほしいところです。
- 外観がシンプル過ぎるところ
- 純正カバーの値段が高いところ
- 純正カバーが大きいところ
Pixel 4a 5Gは大きめのスマホですが、側面のカーブとサラッとした表面のおかけでホールド感がなかなか良いです。
背面はポリカーボネートとのことですが、見た目、触り心地共にプラスチッキーで安っぽいということはありません。


しかしながら、あまりにシンプルなその見た目には…いつもより早く飽きてしまいそうに思えます。
そういった理由と大切に扱いたいという2つの側面から、Pixel 4a 5G を購入した2日後には純正カバーを購入してしまいました。

ペットボトルからリサイクルして作られたファブリック素材のケースのこれまた触り心地が良いこと。
背面カメラの出っ張りすら覆ってしまえる厚みを備えており、カバーとして作りもしっかりしています。

ただこれが少しお高いうえ、大きい…
仕方のないことかもしれないですが、日本人成人男性の片手では操作しにくい大きさだなと感じました。

しかし、純正カバーは所有感を高めてくれる出来の良いアイテムであることは確かです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
再度Pixel 4a 5G のいいところ、もう少しなところを書き出すと次のようになります。
- Felica(おサイフケータイ)が使える
- 写真・動画がPixelクオリティ(高画質)
- 広角レンズが便利
- 5Gに対応している
- ピュアアンドロイド
- 高いセキュリティ性
- 外観がシンプル過ぎるところ
- 純正カバーの値段が高いところ
- 純正カバーが大きいところ
これはPixel 4a 5Gのみではなく同時期に発売された4a や 5にも一部当てはまる内容で、おそらく今後発売されるPixel シリーズにも当てはまる内容があると思います。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
この記事は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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健康を意識する在宅勤務ブロガー。仕事で鬱になりかけて心身を健やかに保つために運動や睡眠が大切だと悟る。大きい犬が好き。
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