こんにちは、ゆたかみわーくです。
先日別の記事で紹介させていただいたとおり、腕時計を購入しました。
Christopher Wardというイギリスのマイクロブランドの腕時計になります。
Christopher Wardの腕時計は日本ではほとんど見ることのないものだと思います。
それというのも、このブランドの製品は自社のWebサイトを通してしか購入することができず(中古や非正規品を除きます)、国内に販売代理店などは存在しないためです。
で、今回私はWebサイトを通して正規の方法で購入したわけなのですが、購入にあたり失敗がないように色々と調査したうえで購入しました。
そこでこの記事ではChristopher Wardの腕時計を購入するにあたり役に立つ内容として実際に購入した結果や調査内容をご紹介させていただきます。
【購入のポイント紹介】Christopher Wardでの腕時計購入方法
冒頭に書いたとおり、Christopher Wardはイギリスの腕時計マイクロブランドになります。
高級時計ブランドではありますが、時計製造は芸術・科学・工学の究極の表現としています。
高価な仲介業者を介した販売や有名人を起用したマーケティングは行わず、自社サイトでの販売のみを行うことで、余計なコストを削ぎ落とした価格で腕時計を販売しているため、価格以上の価値がある腕時計を多数販売しています。
非常にシンプルなものから、時に攻めた仕組みやデザインのものも作り出しており、近年その時計作りが評価されて2023年のGPHG(Grand Prix d'Horlogerie de Genève)の一部門でChristopher WardのC1 Bel Cantoが性を受賞しました。
日本からの購入に利用できる手段
まずは日本からの購入に利用できる手段を確認しましょう。
Webサイトで購入に利用できる決済方法は次の3つになります。
- Visaでのクレジット決済
- Mastercardでのクレジット決済
- Paypalを利用したオンライン決済
私はこのうちMastercardでのクレジット決済を利用しました。
主に利用しているのがMastercard版の楽天カードでしたので。。
Paypalもアカウントを持っているのですが、今回は金額が高額なうえ、結果的にどのくらい支払うことになるのかよくわからなかったので利用しませんでした。
まずは3Dセキュア(本人認証サービス)に登録する
最初、カードや住所情報をすべて入力してからいくら購入確定のボタンを押してもエラーが発生して購入することができませんでした。
そういうわけで楽天カードのチャットに問い合わせも行ったのですが、特に決済失敗の履歴はないと言われます。
問い合わせと平行して対策の調査を進めて別途3Dセキュアの登録を実施しました。
以前に実施した記憶があったのですが、もしかしたら別のカードだったのかもしれません。
3Dセキュアを実施した後日、楽天カードから改めて海外サイトでの利用について確認された結果が届きました。
「問題なく利用できるはずです。」
3Dセキュアを実施する方法は各カード会社の情報を確認して実施してください。
最終的に必要な購入金額を把握する
Christopher WardのWebサイトからの腕時計の購入は、外貨で製品を購入して個人輸入をすることになります。
これには単純にWebページに記載されている外貨価格を日本円換算した以上の費用がかかります。
具体的には
- 日本円換算はカード会社による手数料を上乗せした基準レートで換算されます。
- カードを発行する銀行による海外事務手数料が発生します。
- 消費税及び地方消費税が発生します。
この3つを事前に把握したうえで計算することができれば購入にあたりおおよそ必要な費用はわかります。
カードを発行する銀行による海外事務手数料は銀行とカードの組み合わせごとに異なります。
例えば私が利用するMastercard版楽天カードの海外事務手数料は1.63%でした。
海外事務手数料が把握できれば、次のサイトで各カードの購入時点の日本円での支払額を把握することができます。
例えば、私が購入したC63 Celestのレザーバンド版を現時点(2024/01/23)のドルで購入する場合、価格は次のようになります。
税額は計算方法が決まっていて、腕時計の場合は消費税及び地方消費税10%が課税されます。
税関のページに計算方法が次の通り記されています。
=海外市価×0.6×7.8%×22/78
海外市価を15万とした場合の計算がサンプルとして掲載されているので、これをもとにある程度の額を算出することが可能です。
ただし、ここで円貨換算される海外市価は「入国の日の属する週の前々週の平均レート」として税関長が公示したレートで計算されるそうで、購入時ともまたレートが異なってくるため、ちょうど一致する税額を算出することは難しいです。
自身で算出してみた額はあくまで目安と考えてください。
その時一番安い通貨を選ぶ
事前に書いているとおり、Christopher WardのWebサイトでは日本円で決済することができません。
しかしながら、Webサイト下部のセレクトボックスで次の外貨から選んで決済することが可能です。
- United Kingdom GBP(イギリス ポンド)
- United States USD(アメリカ ドル)
- European Union EUR(EU ユーロ)
- Canada CAD(カナダ カナダドル)
- Singapore SGD (シンガポール シンガポールドル)
- Switzerland CHF(スイス スイスフラン)
- Hong Kong SAR China HKD(香港 香港ドル)
- Australia AUD(オーストラリア オーストラリアドル)
- South Korea KRW(韓国 ウォン)
- Taiwan TWD(台湾 台湾ドル)
いろいろありますが、我々がサイトを見るとドル表記を促され、そのまま馴染ある?ドルを選んでしまうところですが、実はここで我々はその時最も安くなる通貨を選んで決済することで、できるだけ安く済ませることが可能です。
2024年1月現在、基本的にどの通貨でも円安傾向にあるようですが、その上がり幅やそもそもの外貨の価値はそれぞれで異なります。
以下に現時点(2024/01/28)のレートで3つの異なる通貨で楽天カードで決済する場合の金額を表示するので参考にしてください。
現時点ではオーストラリアドルが一番お得なようです。
このように、購入する外貨を変更することでかなり値段が変わります。
ちなみに私はオーストラリアドルを見逃して、台湾ドルで購入しました。
それでもアメリカドルよりお得に購入できたことには変わりありませんが。。
製品が届くまで
購入から製品の到着は意外と早いです。
私はスタンダード配送を選びましたが、2023年12月23日に購入して2023年12月30日に到着しました。
ただし、この間に配送会社(DHL)から次の件名のメールが届くので、その時点で消費税を支払う必要があります。
- 輸入関税/消費税お支払いのお願い
この支払いが遅くなれば、それに伴い到着も遅れることとなるでしょう。
せっかくなのでC63 Celestを紹介
写真でこの美しさを表現しきれないことがとても悔しいのですが、アベンチュリンガラスのダイヤルと磨かれたインデックスの美しさには惚れ惚れします。
極力余計なものを省いた構成も大変よく、ダイヤル上にデイトがないことに加え、秒針がシンプルな針になっている点も高評価です。
36mmのサイズはコンパクトでとてもよいです。
重みを感じるものではないし、手首を曲げても竜頭が手の甲に当たって痛いとかもありません。
太陽や室内灯の光を浴びてキラキラと輝き、青紫、時に赤紫の表情を見せるダイヤルは、ずっと眺めていても飽きません。
また、イタリアンレザーやコソートブレスレットではドレッシーな佇まいを見せますが、あわせて購入したTide Ocean Materialのストラップに付け替えると、ドレッシーな表情を隠しつつもアクティブなスタイルに変わるので、どこにでも身につけて行くことができます。
どこにでも身につけて行って、どこででも輝くダイヤルを眺めてはうっとりしています。
さいごに
この記事はChristopher Ward用に作成していますが、同じ腕時計や貴金属であれば税関で支払う金額も消費税のみとなるため、計算方法は変わりません。
そのため、他の海外Webサイトからの購入にも応用がきく内容です。
もちろん、他の製品について税関で支払う金額の計算方法も覚えればさらに応用がきくかと思います。
記事の内容がみなさんのお役に立ったなら幸いです。
この記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
健康を意識する在宅勤務ブロガー。仕事で鬱になりかけて心身を健やかに保つために運動や睡眠が大切だと悟る。大きい犬が好き。