こんにちは、ゆたかみわーくです。
前回、ワイヤレスイヤホン入門としてカナル型イヤホンの「TWS03R」を紹介させていただきました。
TWS03Rは5000円台の小さくて音の良いイヤホンで、耳の小さな女性にもオススメできる商品です。
しかし「カナル型」という点が1つのネック。
どうしてもカナル型が苦手という方もおられると思います。
今回はそんな方にもオススメできるコスパの良いワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS(サウンドピーツ) True Air」のご紹介です
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【コスパよしのインナーイヤー】カナル型が苦手の人にオススメのSOUNDPEATS True Air
何を隠そうこのイヤホン、ご覧のとおり、AppleのAirPodsにそっくりです。
耳の外に出ている芯の先が銀色か白か、そのあたりを確認しないとしていますぱっと見てもわからないくらいにそっくりです。
しかしTrue Airのお値段はAirPodsの3分の1以下、5000円弱で購入できます。
でも中身は5000円以上で、Amazonでも高評価を得ています。
SOUNDPEATSについて
まず、SOUNDPEATSについて、聞いたことがない方も多いと思いますので説明させていただきます。
SOUNDPEATSは、中国のシリコンバレーと呼ばれる深圳(シンセン)で、2011年に起業された深圳市音科资讯科技有限公司が2013年に立ち上げたブランドで、比較的安価なワイヤレスイヤホンを多数販売しています。
若いブランドながら、音質やコストパフォーマンス面で国内外で高い評価を得ており、日本公式Twitterなども立ち上げ、日本向け販売にも注力していることもわかります。
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詳しく:https://t.co/f5Yc1kK4Jy pic.twitter.com/YVhOO3vy5m— SOUNDPEATS JAPAN (@SOUNDPEATS_JP) January 18, 2020
実店舗を持たずネットを中心に販売しており、その点がコストパフォーマンスに貢献しているものと考えられます。
インナーイヤー型であることのメリット・デメリット
TrueAirは冒頭にも書いた通り、インナーイヤー型のイヤホンです。
インナーイヤー型というのは写真のとおり、耳の表面のくぼみにひっかけて使うタイプのイヤホンです。
昔からあるイヤホンのスタイルのことですね。
今はカナル型が主流となってきていますが、カナル型特有の耳の穴に押し込む装着感や閉塞感が苦手な方にオススメです。
カナル型と違って耳の穴を塞ぐわけではないので、どうしても遮音性の面においてカナル型に劣ってしまいます。
しかし裏を返せば、それは外部の音も聞きながら音楽を楽しむことが出来るということです。
音質面では、耳の近くで音が鳴るカナル型に対して、繊細さでは劣るものの、空間表現に優れていて、音の広がりを楽しむことが出来ます。
メリット
- 外部の音を聞きながら音楽を楽しめる
- 空間表現に優れている
デメリット
- 遮音性に欠ける
- 音の繊細さではカナル型に劣る
True Airのいいところ
タイトルにもある通り、とにかくコスパがよいところがTrue Airのよいところです。
具体的にどこがよくてコストパフォーマンスが高いのかというと、次のような点になります。
- 高音質で低遅延なaptXコーデック対応
- Qualcomm QCC3020チップセットを搭載
- 14.2mmの大型ダイナミック型ドライバー搭載
テクノロジーだけが良い音の条件とは言えませんが、音質に妥協しない姿勢をうかがうことができます。
しかし、上記の項目だけ見ても詳しくないと「なんのことやら…」という内容ですので補足させていただきますと、次のような内容になっています。
高音質で低遅延なaptXコーデック対応
「aptx」は、音楽データを無線転送するための圧縮方式で、一般的に用いられるsbcという圧縮方式よりも1つ上のデータ転送を実現する方式です。
sbcに比べて、低遅延・高音質を実現しており、遅延はsbcの半分程度に抑えられています。
aptxの利用には、イヤホンとスマホの両方が同方式に対応している必要があります。
しかし、おおよそはある程度高額なイヤホンでないと対応していないので、この価格で対応していることは高コスパと言えるでしょう。
Qualcomm QCC3020チップセットを搭載
「Qualcomm QCC3020」とは通信制御のためのチップセットのことで、左右独立した通信を実現することで、安定した接続と長時間利用を実現します。
どういうことかというと、従来のワイヤレスイヤホンはどちらか片側を親機として「スマホ→親機→子機」の順番で接続することで完全ワイヤレスを実現しています。
しかしこの接続方法には次のような欠点があります。
- パワーを使う親機のバッテリーだけが減りやすい
- 親機、子機の間で接続が途切れやすい
この問題を解決するために生まれたのが「Qualcomm QCC3026」チップセットで、QCC3020は、その廉価版となります。
このチップセットを用いると、両方のイヤホンの親/子を定期的に切り替えることによって、双方にバランス良く接続することでバッテリー消費の最適化と接続性の不安定さを解消することができます。
さらに、スマホ側もSnapdragon 845以上のチップを搭載している場合は、親子の概念をなくし、右は右、左は左として左右別々に接続ができる「TWS Plus」という接続方式を可能とします。
良いスマホにはより良い接続方法を、そうでなくても通常よりも良い接続方法を提供することが出来るわけです。
14.2mmの大型ダイナミックドライバー搭載
イヤホンに使われるドライバーユニットは大きく次の2つに別れます。
- ダイナミック型ドライバー
- バランスドアーマチュア(BA)型ドライバー
True Airは記載の通り前者のダイナミック型ドライバーになります。
ダイナミック型ドライバーはインナーイヤー型イヤホンに昔から搭載されてきたドライバーで、次のような特徴を持っています。
- 低音の再生が得意
- 大型化で高音質にできる
ここで注目すべきは「大型化で高音質」です。
14mmというドライバーのサイズは、大きいです。
AppleのAirPodsはドライバーの情報を公開していないため、サイズがわかりませんが、1,8000円程するHuaweiのFreeBuds3が同サイズのドライバーを搭載しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
True Airについてまとめると次の通りです。
- 5000円弱の価格
- ワイヤレスイヤホンを多数リリースするSoundPEATS製
- インナーイヤー型
- aptX形式対応
- Qualcommのチップ搭載で接続の安定性と長時間バッテリーを実現
- 大型ドライバー搭載
再度になりますが、本当にコストパフォーマンスに優れる商品だと思います。
インナーイヤー型のワイヤレスイヤホンをお探しの方には是非試してみていただきたい商品です。
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この記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
なお、カナル型のオススメをお探しの方は次の記事をご覧ください。
健康を意識する在宅勤務ブロガー。仕事で鬱になりかけて心身を健やかに保つために運動や睡眠が大切だと悟る。大きい犬が好き。
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