こんにちは、ゆたかみわーくです。
先のレビュー記事の通り2in1のクロームブック「Asus Chromebook Detachable CZ1」を購入しました。
クロームブックはパソコンではあるのですが、CZ1の競合はどちらかといえばiPadやAndroidタブレットになる製品になります。
しかしながら私の場合タブレットvsクロームブック(CZ1)の決着はかなり早期に、いえむしろすでに着いていたかもしれません。
それはなぜか。
簡単ではありますが私の場合の選択の理由を紹介させていただきます。
製品を選ぶ際の参考になれば幸いです。
【私の場合】タブレットではなくクロームブックである理由
私もガジェット好きではありますので、ここに至るまでに既に何度かタブレット端末を購入しています。
初代iPadからLenovoの変態端末YOGA BOOKまで4,5台ほど
そしてそれだけ購入して次の結論にたどり着いたのです。
- タブレットはうまく使いこなせない
と。
タブレットはうまく使いこなせない
タブレット端末のCMにはいつも夢があります。
それが一台あれば沢山の人とビデオ通話できるし、絵も描けるし、動画作りもできればゲームや映画を楽しむこともできるし、仕事で持ち出せば資料のチェックも楽々と・・
何でもできるんです。
だからタブレット端末のCMを見ると可能性を感じてすごく欲しくなっちゃうんです。
それで最初は意気揚々とタブレットを持ち運んでブログを書こう、映像を編集しよう、なんでも撮影しよう、絵を描こうとするんですが、結局最後はアプリで遊んでいるかYouTubeを見るかだけに落ち着くんですよね・・・
そしてその用途だけなら小さくて素早く取り出せるスマホに勝てなくてやがてスマホだけ持ち歩くことに戻ると。。
なぜタブレットをうまく使いこなせないのか
それは次の3つが大きいと思います(あくまで個人の感想です)。
- 私がタブレットを活かせる能力がない
- 細かい入力や選択(とくにコピー&ペースト)がしづらい
- スマホの延長でしかない
1はクリエイティビティが足りないということですね。
それがあれば、もしかしたら私もCMのようにタブレットを使いこなすことができたかもしれませんね。
2はやはりキーボードやマウス、トラックパッドというものがなく、全部タッチやソフトウェアキーボードでの操作であったということですね。
今の最新のタブレットであれば様々な機器がBluetooth接続できるし、もしかしたらマウスやトラックパッドが接続されるとUIも変わるのかもしれないですが、細かい選択が難しくて毎回時間のかかるコピー&ペーストが特に煩わしかった記憶があります。
3はそのとおりで、ブラウザはデスクトップと同じ表示を選択することはできるものの、最近はマルチウィンドウ表示ができるようになってきたものの、痒いところに手が届かなくて大きいスマホの域を出ないんです。
私が買ったタブレットの中で最もうまく利用されているのは、義母にプレゼントしたものかと思います。
孫がアプリで遊んでいる姿を見て喜んだり、自分がYouTubeやWebサーフィンを楽しんだりと、家で使える大きいスマホであることを喜んで使ってくれています。
でも私はそれならスマホの方が使いやすかったというわけでした。
さてここからはクロームブックについての私見になります。
クロームブックはパソコン
私が購入したAsusのChromebook Detachable CZ1は可搬性に優れていてキーボードを取り外せばタブレットモードとしても利用できるものの、すべてのクローブムックがそのような形態ではなく、必ずしもタブレットが競合になるかと言えばそうではありません。
クロームブックはChrome OSというシンプルなOSを搭載したパソコンです。
しかしながらWindowsやMacとの大きな違いはAndroidのアプリが動作することと、ファイル管理の仕組みがスマホと同じであるということです。
例えば次のようなところですね。
- ダウンロードしたファイルはすべて「ダウンロード」フォルダに保存。
- デスクトップや任意の場所に好きにファイルを移動できない
Androidアプリの力、実は動作させることが可能な Linuxの力を借りればWindowsでやっているようなことはおおよそクロームブック(Chrome OS)上でも実現できてしまいます。
しかしながらシンプルで低性能な環境でも比較的快適に動作するのがChrome OSの特徴であるので、クロームブックの主戦場はそこそこのスペックであるところです。
私が購入したCZ1もスペック的には非力です。
なんでもできるとは言えその実現には性能が必要なので、その場合は高性能なクロームブックが選択の対象になります。
UIはキーボード・トラックパッドにもタッチにも両方に対応していて、キーボードとトラックパッドを使った操作は完全にパソコンながら、画面をタッチすると即座にスマホやタブレットの操作感を再現します。
クロームブックはブラウザを搭載したワープロ兼キンドル
私にとってのクロームブックは(いや、CZ1)はブラウザを搭載したワープロ兼キンドルです。
性能が非力なのでなんでもはできないですが、文字を打つことと電子書籍を読むことに関してとても良い相棒になっています。
それだけならタブレットでもできるやん!なのですが、クロームブックはパソコンなのでタブレットで感じていた3つの使いこなせない点を感じることはありません。
タブレットとの明確な差としてパソコン版のChromeブラウザを搭載しているという点もあります。
ブラウザが優れているので、スマホやタブレットだと専用アプリのほうが使いやすいこともブラウザ一つで出来てしまいます。
それでいい、それがいい
結局の所、自分の用途や自分が使いやすいと思ったスタイルにどれだけ合っているかということなんだと思います。
過度な夢を抱かせずパソコンの操作感を持ちつつも可搬性に優れたクロームブックであるCZ1のような端末が、私には合っているということですね。
タブレットの使い方に悩んだ過去の経験から、それが見えていたから選ばれたわけです。
さいごに
とりとめもなく書いてしまった感がありますが、購入を検討している方に少しでも選択時の参考になれば嬉しいです。
クロームブックについてはCZ1しか取り上げていないですが、類似する2in1タイプのものには次のような製品もあります。
- Asus Chromebook Detachable CM3(兄弟機)
- Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
- Lenovo IdeaPad Duet 560 Chromebook
- HP Chromebook x2 11
これらの製品もぜひご覧になってみてください。
この記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
■追記
よろしければ次の記事もご覧ください。
健康を意識する在宅勤務ブロガー。仕事で鬱になりかけて心身を健やかに保つために運動や睡眠が大切だと悟る。大きい犬が好き。
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