こんにちは、ゆたかみわーくです。

他の記事でも度々取り上げているとおり、私はChromebookを利用していて、この記事を含むブログ記事をChromebookを利用して書いたりしています。

そんな私達Chromebookユーザに嬉しいニュースとして、2023年9月14日にGoogleがChromebookの自動更新を10年間提供する旨を発表しました。
  
この自動更新の対象は2021年以降に発売された既存のChromebookを含めたもので、私が利用しているASUS Chromebook Detachable CZ1も含まれます。

よいニュースの対象に含まれていて嬉しいのですが、果たしてChromebookは自動更新の延長を含め、これからどう変わっていくのでしょうか。

それで私はあと10年このChromebookを利用し続けることができるのでしょうか。

今回の記事ではそのあたりのお話をさせていただきたいと思います。

【10年使える?】Chromebookの自動更新提供期間が一律10年に

まず、Chromebookの自動更新とは、Chrome OSの定期更新の継続のことで、これによりChromebookはセキュリティと安定性、機能を最新に保つことができます。

従来のこの自動更新のサポートは対象PCごとに5年・8年と異なっていましたが、2024年以降はこの自動更新の提供期間が「一律10年」となります。

また、これが2021年以降に発売されたChromebookにも適用されることとなります。

その他にもGoogleは、修復プログラムの拡充や、バッテリーを延命する「アダプティブ充電」と呼ばれるエネルギー効率のよい充電方法の展開によりChromebook自体の寿命を伸ばすことや、リサイクル素材の活用や製造工程の低炭素排出化などで、よりサステナブルなChromebookを提供するとしています。

使い続けるかは、ハードの限界次第

10年の間でChrome OSはどう変わっていくでしょう。

バッテリー寿命の延命のみではなく、Androidスマホとの一層の連携強化などにも期待ができます。

そういった、既存の端末でも受けられる恩恵は私が利用するCZ1にも嬉しいものです。

愛用しているASUS Chromebook Detachable CZ1

しかし、その機能を利用するにあたってハードウェア的に条件がクリアできない。という状況も必ずあるのではないかと考えています。

10年を待たずしてそんな時が来たなら、その時は私も買い替え時なのかもしれないなと思います。

ケータイの歴史を変えたiPhoneが誕生したのは16年前です(2023年現在)。

初代iPhone
初代iPhone

10年ってかなり長いしその間に革新的な変化があることは十分に考えられます。

そもそもハードウェアに要件が足りていないから機能が利用できない。

もしそうなった時に新しい機能が使いたいものだったら、その時に10年を待たずして買い替えるタイミングが訪れるだろうなと思いました。

ハードウェア的に色々機能が備わっている方が長く使えそう

Chromebookの特徴は軽量なOSであるため、CPUやメモリといったスペック面が強くなくてもある程度軽快に動作することです。

そういう特徴から見ると、今後もベースとしては、利用用途を絞った使い方や教育用での活躍が期待できるでしょう。

なので今後も主にはWindows PCに比べたら低スペックながら価格は控えめというラインで機種の販売が続くと考えられます。

あくまで個人的な意見になりますが、ではそんな中でどんな端末を選ぶべきかを考えた場合、ハードウェアとして多様な使い方に対応しているもののほうが長く利用できそうだなと考えています。

シンプルなノートPCスタイルのものよりも、タブレットスタイルやペン入力にも対応した幅広い使い方ができるもののほうが、幅広い進化に答えられるかなという単純な思考です。

Chromebook Plus

一方で、Googleは保証延長の発表のあと「Chromebook Plus」というChromebookの新しいカテゴリを発表しました。

これは通常のChromebookの上位カテゴリとして、通常のChromebookよりも高いハードウェア仕様が決められたものになります。

Googleの生成AI機能への対応や、動画や画像編集、Web会議用の高度なカメラ・音声処理に対応したモデルになります。

こちらももちろん10年保証となるでしょう。
今後10年間のAIの進化にも対応できるのであれば、こちらも期待できますね。

さいごに

あくまで個人的な意見になりますが、私の利用しているCZ1と兄弟機CM3はハードウェアとして割りと完成していると感じています。

プラスチック製ながら堅牢性を確保しつつもダサくない見た目を持ちつつ、ある程度しっかりして入力しやすいキーボード兼カバーもタッチパネルもタッチペンも予め全部揃っています。

このハードウェアの外側の構成を踏襲しつつ時代に合わせた必要な機能の追加やCPUやメモリだけスペックアップしたようなモデルを販売し続けてくれれば、もし10年を待たずして自分のCZ1が壊れても部品がなくて修理できないということもないだろうし嬉しいなと勝手に考えています。

今後ChromebookがWindowsやmacとどう差別化して生き残っていくか。よい進化に期待したいですね。

この記事は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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