こんにちは、ゆたかみわーくです。

私の初Chromebookとなる「Asus Chromebook Detachable CZ1(以降CZ1)」を購入して半年が経過しました。

過去のレビュー記事

この記事では半年間利用してみての満足度や感想についてお届けしたいと思います。

まず最初にCZ1パソコンとしての満足度、購入当初の期待に対する満足度をパーセンテージで記すと次のとおりです。

  • パソコンとしての満足度:50%
  • 期待に対する満足度:120%

それぞれの理由も以降でお伝えしていきますね。

それでは早速、どうぞ!!

【使い続けてみてどう?】Asus Chromebook Detachable CZ1との半年間

まずはCZ1自体について簡単に紹介させていただきます。

記事作成に利用中のCZ1
記事の作成に利用中のCZ1

CZ1は、Asusが2021年に発売したChromebookです。

ネットでのみ購入可能な機種ではありますが、ほぼ兄弟機となる「Asus Chromebook Detachable CM3(以降CM3)」という機種が家電量販店で販売されているので、実際の動作感を直に確認したい方はCM3を触りに行っていただくとよいと思います。

CZ1とCM3の違いは若干のディスプレイサイズと頑強さです。

CZ1のほうが頑丈な作りである上、すごくしっかりした背面カバーが付いてきます。

双方ともタブレットにもなる2in1タイプのPCで、キーボードケースとペンも付属していて購入するだけで一通り揃っているお得感のある商品です。

私がCZ1を選んだのは、その時CM3よりも安かったからなので、この記事の内容はCM3のレビューと置き換えていただいても問題ないと思います。

パソコンとしての満足度:50%

この満足度は処理性能面に対するものです。

あらかじめわかっていたことなので、それを許容した上で購入した結果になります。

Chromebookが搭載するChrome OSは軽量・シンプルなOSといえども、やはりCZ1のスペックではすべてが快適というわけではありません。

次のようなことがあります。

  • Androidアプリが正常に起動しないことがある
  • ブラウザの動作がカクついたりすることがある
  • タップやクリックに対する反応が遅れることがある

Chromebookは何でもできるパソコンではないので、目的にあわせて最適な価格とスペックを選ぶことが大切と考えています。

けれども、もしスペック面での動作の緩慢さを許容できない場合は、CZ1より高スペックなChromebookを選ぶことをオススメします。

期待に対する満足度:120%

過去にレビューした際の記事でも上げているとおり、私がCZ1に求めていたものは大きく次の2つでした。

  • Kindleアプリで読書するための端末
  • ブログの下書きをするための端末

そしてこのシンプルな2つ役割に対しては100%満足しています。

喫茶店でもお寺のお堂でも、とにかく外出して読書やブログの作業がしたい時にとても便利です。

起動も早いので、なんなら家の中でもノートパソコンを開くよりもChromebookを開いて作業したりウェブブラウジングしたりする機会も増えました。

タブレットのようなポータビリティーを持ちつつもキーボードも備えている2in1タイプであることが満足度に大きく貢献しています。

タブレット端末と変わらない運びやすさ
タブレット端末と変わらない持ち運びやすさ

加えて次のサービスやアプリの活用にもつながったことで120%となりました。

  • Notion
  • Figma
  • GIMP

NotionはKindleで読んだ本の情報やブログの売上情報を記録しています。

Figmaは公私で愛用しているサービスで頭の中を整理するのに活用している他、旅行の予定表をフローにして作ったりもしています。

Figmaを使っているとタッチペンも活用できるのでCZ1を活かしきっている感じがします。

GIMPはChromebookにインストールしたLinux上から起動して利用します。
CZ1はスペック面では非力なのでアプリが立ち上がるまでに少し時間がかかりますが、ブログ用の簡単な画像編集などを行うには十分利用できます。CZ1ひとつで画像編集まで完結できるというのはとてもありがたいです。

その他感想:よかったところ

これはCZ1というよりはChromebook、ChromeOSについての感想になりますが、頻繁に実施されるOS更新の結果、起動時間が短くなったことが良かったです。

そもそもそこまで遅いわけではありませんでしたが、最新の状態のChromebookではさらに1秒起動時間が短くなっていました。

以前の起動時間計測動画との比較動画

加えてChromebookはAndroidスマホとの親和性が高く、接続ができていればロックが省略される機能や、Chromebook側からスマホをアクセスポイントとして利用できる機能がありがたいです。

アクセスポイントはめったに使うことはないですが、WiFiがない場所でもChromebook側からネット接続しやすいことはありがたいです。

また、2in1タイプの利点として、先の動画での起動時のように、カバー兼用のキーボードを開けば電源が入る機能も素早く利用できるので気に入っています。

その他感想:よくなかったところ

最初から付いてきた背面カバーが大きくて重たいことから使わなくなりました。

重たい背面カバー
重たい背面カバー

現在はタブレット用のMOFTを背面に貼り付けて利用しています。

MOFTを装着した際のレビュー記事
MOFTで立つ姿
MOFTで立つ姿

私には不要でしたが、プログラミング教育を始めた子どもたちやよくものを落としてしまう方が利用するのであれば、バッチリ保護してくれる背面カバーはありがたいと思います。

最初から特に期待していなかった背面カメラの画質は、特に期待を裏切るようなことはありませんでした。

QRコードの読み取りやドキュメントのスキャンといった用途には利用できると思いますが、景色や人物が撮影したいならスマホにしましょう。

最後に

Chromebook「CZ1」を購入して半年利用しての満足度と感想をお届けさせていただきました。

この記事の内容をまとめると次のとおりです。

  • ChromeOS自体が軽量であるといえど、スペックの低さによる非力さを感じることはある
  • とはいえ自分が目的とした用途+αに活用ができていて満足度は高い
  • 起動の速さとすべてが揃っている2in1構成がありがたい
  • 付属品の背面カバーは重くて使わなくなった

記事の中盤にも記載したとおり、Chromebookは何でもできるパソコンではないので、目的に合わせてスペックを許容して選ぶことも大切だと思っています。

この記事をとおしてみなさんがよいChromebookに出会うお役に立てれば幸いです。

この記事は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました。