こんにちは、ゆたかみわーくです。

先日公開したNothing Phone(2a)の記事では、一通り下書きを完成させた後、生成AI「Perplexity」を活用し、SEOの観点を取り入れながら文章の添削を行いました。

その結果、いつもの拙い文章をブラッシュアップさせることができ、より質の高い記事を公開することができました。

今回は、その具体的な方法についてご紹介したいと思います。

生成AIを使った文章の添削は、どのように行ったのでしょうか?

そして、その結果は実際に使えるものだったのでしょうか?

これから生成AIを活用した文章の改善に興味がある方や、ブログ記事のクオリティを上げたい方は、ぜひ続きをご覧ください。効果的な添削方法や注意点などを詳しく解説していきます。

【ブログ記事品質向上】生成AIで下書き添削!記事のブラッシュアップ方法

まず従来の私のブログ記事作成プロセスをご紹介すると、次のとおりです。

  1. Google Keepでの下書き作成
    最初のステップとして、Google Keepを使ってテキスト形式で記事の内容を下書きします。
    アイデアを整理し、文章の流れを作ることに集中します。
  2. WordPressへの移行と装飾
    下書きが完成したら、すべてのテキストをWordPressに貼り付けます。
    その後、見出しや太字などの装飾を施し、適切な位置に画像を挿入していきます。
  3. 最終的な仕上げ
    内容が一通り整ったら、アフィリエイトリンクの設定やアイキャッチ画像の選定、記事の説明文の作成など、ブログ記事として必要な要素を整えて完成させます。

今回、従来の工程に加えて、1と2の間に生成AIによる添削作業を組み込みました。

今回利用した生成AIとその理由

ChatGPTをはじめ、様々な生成AIがある中、今回の添削には次のAIを利用しました。

Perplexityのシンプル過ぎるホーム画面
Perplexityのシンプル過ぎるホーム画面

Perplexityを選択した理由は次の2つになります。

  1. Web検索の結果を回答に反映することができる。
  2. 有料プランに加入している。

双方とも決定の大きな要素です。

Web検索の結果を回答に反映できるということは、一方に間違った情報を引き当てる可能性も残るものの、常に新鮮な情報を回答に反映できるということです。

ChatGPTやClaude3の無償プランの場合、2021年や2023年といった古い情報がベースとなるなります。

とりわけ最新の製品をレビューした記事だったので、その製品に関する知識を持っていないし引き出す事もできない生成AIは今回の洗たく対象から除外されました。

2は、Nothing Phone(2a)を早期予約購入したことで有償プランを1年間無償で利用できたためです。

有償プランでは利用できるAIモデルにより高度なものが含まれることと、高度な検索が可能なPro Searchがほぼ無制限に使えることから、より精度の高い回答が得られると考えられます。

Perplexityで選択できるAIモデル(2024年4月)
Perplexityで選択できるAIモデル(2024年4月)

これらのことから、今回はPerplexityを選びました。

添削の方法

Perplexityに文章の添削を依頼する際、テキストファイルを添付する方法と、プロンプトとしてテキストボックスに直接貼り付ける方法の2つがあります。

添削のための指定方法
添削のための指定方法

一括で添削を行うことも可能ですが、文章量が多くなると精度のブレが懸念されるため、今回は後者の方法を選択しました。文章を見出しごとに区切り、小分けにしてPerplexityに添削をお願いしました。

この方法を選んだ理由は、AIによる添削結果の日本語や文章に不可解な点がないかを毎回確認するためです。

小分けにすることで、AIの添削内容をしっかりと確認し、間違いを見逃さないようにするためです。

現状、AIはまだ間違いを含む可能性があることを考慮し、このような手順を踏むことにしました。

添削Before After
添削Before After

ただし、文章を小分けにする際は、分けた文章間の整合性を取ることが重要であることを覚えておく必要があります。

添削の結果

冒頭でも触れたように、Perplexityを使うことで、私の拙い文章がブラッシュアップされました。

PerplexityはSEOを意識した添削ポイントを明記し、その回答の理由も述べてくれるので、逆に言えば、自分の文章のどの部分が不足していたのかがわかります。

添削ポイントを教えてくれる
添削ポイントを教えてくれる

Perplexityの添削により、納得のいく修正が行われ、文章の質を大幅に向上させることができました。

もちろん、この記事自体にも生成AIによる添削を施しています。

Perplexityを活用することで、読者により伝わりやすく、SEOにも強い文章に仕上げることができたと感じています。

さいごに

生成AIは文章の添削までできてしまうとは、本当に驚くべきことですね。

今回は生成AIを添削に利用してみましたが、これ以外にもさまざまな活用事例が考えられます。

AIの力を借りることで、私のブログをさらにパワーアップさせることができそうです。

今回の方法に限らず、また新しい活用方法を見つけた際には、記事にして皆様と共有させていただきたいと思います。

今回の記事は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました。